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中国人を知る

今後の日本のあり方を考えるうえで、政治・経済・文化的に中国抜きでは語ることはできません。

いろんな意味で巨大化しているその中国ですが、私は間もなくその巨大バブルが破裂すると思っています。
<加速する時の流れ>
   http://calseed.blog31.fc2.com/blog-entry-74.html

私が社会人になった1980年代末期、日本は未曾有のバブル経済でした。
国内の不動産価格が暴騰し、庶民は東京ではマンションさえ買えなくなった時代。
国内企業も本業はそこそこに、今では死後となった財テク(財務テクノロジー)に励み、国内の不動産が高くなった後は、米国やオーストラリア等、海外の不動産を買いあさっていました。

そして、そのピーク時には、米国の象徴であるロックフェラーセンターまで三菱地所に買い取られてしまいます。
これが、日本のバブル絶頂期の1989年10月。
その翌年、年初からバブルが破裂し、結局、三菱地所はロックフェラーセンターを格安で手放してしまいます。
<WIKI:ロックフェラーセンター> 
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC

この三菱地所によるロックフェラーセンターの買取りは、そもそも米国の罠だったという話のようです。
高く売って安く買い戻す。
その背景については、朝倉慶氏の「裏読み日本経済」に書かれています。
裏読み日本経済 本当は何が起きているのか裏読み日本経済 本当は何が起きているのか
(2010/02/27)
朝倉慶

商品詳細を見る


同じような状況が中国でも起こっています。
上海や北京の不動産バブルは物凄く、東京都心よりも高くなっているようです。
そもそも、中国では土地は国の所有物ですので、不動産を買う際は建物だけの売買になります。
この点が日本のバブル時の土地神話と大きく違う点です。

日本は、主として土地に価格がついていたのですが、中国は主として建物に値段が付いている訳です。
建築物である建物が倍々ゲームで高騰していく、どれだけ中国のバブルが物凄いか、うかがい知れます。

また、土地の所有者が中国共産党ということは、いつ何どき、土地使用の中止命令が出るか分からないわけです。
そういった中国共産党リスクから逃れるため、現在の中国の個人投資家は、国外の不動産投資に舵を切り替えたようです。
日本でも東京のマンションが中国人によって買い占められたという報道が最近されていました。

驚いたことに、つい最近、私も中国人の日本への不動産投資を目の当たりにすることになりました。
私は、2年程前まで、不動産会社(マンション・デベロッパー)の経営に携わっていました。
その経歴が買われ、ビジネス上の知人から相談がありました。

中国の個人投資家が、マンション購入を検討しているので福岡のマンション事情を教えてほしいというものでした。

よく聞いてみると、今すぐではないが将来的には日本への移住を検討しているので、当面は賃貸物件として貸出し可能な物件をキャッシュで購入したいということでした。
一人ではありません。少なくとも十数人以上の感じでした。

それを聞いて、私は「とうとう中国バブルもピークに来たか」と確信しました。
やはり、中国人でさえ中国共産党を信用していないのですね。
中国バブル崩壊は間もなくです。
上海万博の終了する10月以降にはっきり表れてくると確信しています。


そういったバブル崩壊が心配な中国ですが、前出の浅川氏の講演録で書いているように、今後、多くの中国人が日本へ流入してきます。
すでに、九州の観光地は中国人だらけになっています。
今後は、観光客だけでなく移住者が増えていくことになります。

また、政治的、経済的にも今以上に中国共産党が日本に接近してきます。

そうなると、否応にも中国人と付き合わなければなりません。
世界的に、中国人は信用できない、というレッテルが張られています。
住みにくい世の中、治安の悪い世の中になってしまうのでしょうか。


中国人とのつきあい方に関して、小室直樹氏が著書「小室直樹の中国原論」で言及しています。

小室直樹の中国原論小室直樹の中国原論
(1996/04)
小室 直樹

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私はこれを読んで、目からうろこが落ちました。
本当の中国人の姿を知ったからです。
これから書くことは、ほとんどの日本人が気づいていない事ではないでしょうか。

中国でビジネスを行った方の意見として、
①成功した人は「中国人は絶対に信用できる」
②失敗した人は「中国人はひどい。騙される。」
と極端な反対意見に真っ二つに分かれるそうです。

一般的な中国人のイメージとしては、「中国人は信用できない」というイメージが強いのですが、確かに日本人で中国ビジネスに成功している人たちもたくさんいます。
成功者のほとんどは、①の中国人ほど信用できる人はいない、と話すそうです。

この意見の違いについて、小室氏は「どちらも正しい意見」としたうえで、明瞭簡潔に解説しています。

まず、中国人を知るには、中国の社会の仕組み「ホウ」を知らないと②のような失敗に陥るそうです。

「ホウ(幇)」とは、日本や欧米にはない中国固有の人間関係で、絶対的な盟友「死なばもろとも」の関係の事だそうです。

小室氏は分かりやすい例として、三国志の劉備(りゅうび)、関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)の三人の関係で説明しています。

彼ら3人は桃園の義盟(誓い)で杯を交わし義兄弟になったのですが、本当の兄弟よりも固い契りを築きます。
三国志を読んだことがある方なら分かると思いますが、その後の3人の関係は最後まで崩れる事はありません。

この関係が「ホウ」だそうです。

中国社会では、人間関係が「ホウ」と「ホウ以外」の二つに分断され、「ホウ以外」では略奪、強姦、虐殺がやり放題と言っても過言ではないそうです。
逆に「ホウ」の関係であれば、身を捨てでも助けてくれる絶対的な信頼関係になるそうです。


刺客(しかく)という言葉は、この「ホウ」から出来た言葉だそうです。
「ホウ」内の依頼者からある人の殺害を依頼された場合、自分の死を覚悟してでもそのターゲットを殺害する。
これが刺客だそうです。
刺客は、昔の中国では大変名誉な役割だったそうです。

この事を理解しないで、日本式の表向きの人間関係や信用を使って、中国でビジネスを行おうとするととんでもないしっぺ返しに会うそうです。

中国人と「ホウ」を形成する、これが中国人とよりよい人間関係を作る最大のポイントだそうです。

ただし、家族よりも優先する義兄弟の絆を、簡単に形成する事はできません。
「ホウ」を形成するには時間がかかります。
中国人とは簡単には深いつきあいはできないではないか、とあきらめてしまいそうですが、「ホウ」の前段階があるそうです。

それは、「ホウ」の絆よりも、もっとゆるい人間関係「チンイー(情誼)」という中国社会の仕組みです。

中国へ旅行に行かれた方は経験したことがあると思いますが、お土産物を買う際、日本人旅行者だと現地の値段よりもべらぼうに高い値段を提示されますよね。

そこかから値引き交渉をして価格を下げていきますが、それでも現地の人が買うよりも高くなります。

この価格差を提示される源泉が「チンイー」という人間関係の深さだそうです。

人間関係が出来ていない日本人観光客には高く売り、人間関係がある程度出来ている現地人には安く売る。
資本主義の原則、一物一価制とはかけ離れた行動です。

同じ中国人どうしでも「チンイー」が深い人にはさらに安く売ると言うことです。
チンイーに関しては、日本でも似たような光景が東京の下町や田舎では見られますよね。

前出の私の知人は、「中国でビジネスをする際は、現地の相手方と一晩ぐでんぐでんになるまで飲み明かせばいい」と話していましたが、これが「チンイー」や「ホウ」なのかも知れません。

今後、機会が増えると予想される中国人との付き合い方には、ホウとチンイーがキーワードのようです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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中国の将来

やっぱり分裂するんでしょうねえ。日本が飲み込まれないことを祈るばかりです。
 文明史観的には(?)、未来文明はインド~中国のシルクロードエリアが担うことになるのかも知れません。現在、米国も中国も宇宙勢力と協力関係を確立しつつあり、地球的規模の諸問題を克服した暁には、アトランティスを超える超文明が花開く可能性があると、夢想します。

 今 ペトル・ホボットx浅川嘉富さんの本が届きました、夜に読みます。
本日のfarmemoryブログ記事、私のことです、きっと(笑)。

Re: 中国の将来

日本が飲み込まれないためには、天皇の動向がカギだと思います。
金の百合!

farmemory氏拝見しました。
アトランティスのイメージ、魅惑的ですね。
あれは考えて書いたものではないですね。
イメージが浮かぶのでしょう。
やはり、私は膨大な意識につながっていると思います。

浅川氏の著書、アマゾンで予約していたのですが、納品延期になりキャンセル。
楽天で再予約。今日には届くはずです。
読んで、終末の講演会に臨むつもりです。

calseed

かなり切迫している?

浅川・ホボット本読了し、HPにも目を通しました。
瞑想法が参考になりますね。
やはり中東~諸大国の動向が近未来の運命を左右する、そしてそれ以上に私達の精神パワー次第でより良き未来が展開する、と思いたいですね。
 
 講演会でQ&Aがあれば良いですね。

Re: かなり切迫している?

私もほぼ読み終えました。
一部、関連記事を明日アップする予定です。
この本はかなり参考になりました。

講演会は浅川さんはしゃべり続け時間がなくなるタイプのようなのでQAは設定されないでしょう。
本に書かれている以外の話があるはずですので、記事にするつもりです。

今週中に米国で地震があるという噂ですね。
地震はともかく、もうすぐ何か起こりそうな気配です。

calseed
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