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介入は売国行為

昨日から円売り介入のニュースがかまびすしいですね。

菅政権が民主党代表選前から財務省・日銀と根回しており、勝利のタイミングでの介入実施で政策実行力を示すシナリオだったのでしょうね。

マスコミは、そのシナリオにそって大々的に円売り介入を良いニュースのごとく報道しています。
なにも知らない国民を洗脳するかのごとく。

マスコミではエコノミストなど市場関係者が出てきて、「日銀の単独介入では限度がある」など批判的なコメントもありますが、これも本質的なことを理解しての発言ではないと思っています。

私は、以前、上場会社のIR責任者を行っていたことがあり、日経新聞を含めた4大新聞の記者と接触していました。

彼らはおそらく一流大学を出たエリートですが、はっきり言って経済の事は何も知らないと言っても過言ではない、と私は感じていました。

さすがに日経新聞の記者は、表向き経済マーケットには精通していますが、それでも実際の背景の事は全く知りません。
一般紙の記者に至っては言わずもがなです。

そういう人たちが書いている新聞を読んでいるのですよ。
TVもしかりです。


それでは、何故、円高になるのでしょうか?

私の意見次のとおりです。

①短期的な要因
 欧米は、リーマンショック後の経済立て直しのため、自国通貨(ドルとユーロ)安政策をとり、自国経済の輸出競争力を強くしている。
 何も対応できない日本の円は相対的に円高の流れになる。

 <参照:金の百合Ⅱ>
   http://calseed.blog31.fc2.com/blog-entry-77.html

②長期的な要因
 1985年のプラザ合意以降、米国は製造業主体国から金融立国へかじを切り換えた。米国が大量に日本製品を輸入すると貿易赤字になり、米国内ではドル不足になる。
 これを補うため、米国債を新規に発行し日本に購入させ、一旦出て行ったドルを米国内に還流する。
 しかし、これを続けていると米国債残高が膨らみ、米国は財政赤字になる。
 米国は財政赤字を実質的に減らすためにドル安円高に誘導する。
 (逆に日本は損する。外貨預金を行ったことのある人は理解できますよね)


簡潔に書くと以上のとおりだと私は考えています。

円高になると輸出産業主体の日本経済は短期的には打撃を受けます。
しかし、1985年のプラザ合意以来、日本の輸出産業は国内生産から海外生産にシフトするなど知恵を絞り、切り抜けて来ました。

また、小泉内閣のときは、米国と連携して円を1ドル120円に固定するように大規模な円売り介入を行いました。

そして積もり積もった外貨準備高(米国債が中心)が1兆ドル(現在価値で85兆円)です。
おそらく、この外貨準備高の簿価は100兆円を超えているはずで、大きな損失を抱えています。

日本は米国債を買うだけで、売ることを実質的に禁止されているわけで、みすみす損する事になります。

米国は、日本に米国債を買わせ、その後円高にし、実質的に借金(米国債)を減らすことが目的なのです。

その手段としての最大のターゲットが郵貯と簡保。
併せて350兆円と言われる郵政民営化だったのです。


ところが、さすがに郵政民営化は売国行為との認識が国内で広がり、やりづらくなりました。

現在、米国の財政事情は火の車で、新規の米国債を誰かに買ってもらう必要があります。
投資にたけている欧州や中国、中東などは米国債を減らす方向に動いています。

米国は毎月数兆円規模の新規国債を発行し消化してもらわなければなりません。

そこで、日本にターゲットを絞り昨年末あたりから円高ドル安に誘導してきた。
当面の目標は80円とも言われています。

円高になれば、世論は政府への対策を促します。
政府は、世論の後押しで売国行為である米国債購入が可能になる。


私は、今回の菅政権の円売り介入は、円高に紛らわせた米国債購入に間違いないと見ています。

小沢政権誕生であれば、状況は異なっていたと思います。


円売り介入とは、おそらく財務省が日銀にドル(米国債)を買う保証をし、日銀はその保証の裏付けによって、国内銀行にドル(米国債)を買うよう指示をだすようです。

財務省は買ったドルの財源として政府短期証券を発行するわけですから、結局は日本の借金にすり変わるわけです。

<参照:政府短期証券発行残高>
   http://d.hatena.ne.jp/etsuyoshi/files/%E6%94%BF%E5%BA%9C%E7%9F%AD%E6%9C%9F%E8%A8%BC%E5%88%B8%E7%99%BA%E8%A1%8C%E6%AE%8B%E9%AB%98%E6%8E%A8%E7%A7%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95.pdf

おそらく来年はさらに円高が進みます。1ドル50円台もあるでしょう。

売ることを禁止されており、みすみす損するわけですから、その損失は最後には、税金となり国民が負担しなければななりません。

これを隠すのがマスコミの仕事ではないのでしょうか?
当のマスコミの下っ端はそんな事はつゆもしらないのでしょうけど。


このまま輸出産業が円高によって収益が悪化するのは、日本経済にとって打撃ですが、米国の都合のいいような資本主義システムになっている以上、これを変えない限りは日本は富をすべて搾取されるだけです。

私は現状の資本主義は行き詰まっており(闇の勢力の意図なのかもしれません)、崩壊せざるを得ないと思います。

早急に世界規模で、新たな仕組みを検討せざるを得ない時期に来ているのではないでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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2兆円で3円

投機筋も慌てて円売りに走ったようですね。
しかし、円売り操作、10回もやれば財政破綻でしょうか。
ドル暴落が始まったら、焼け石に水。
個人的には、瞬間的原書買いまくりに走るかも。

それにしても中国の態度は自ら崩壊を呼び込んで居るかのようです。

Re: 2兆円で3円

> しかし、円売り操作、10回もやれば財政破綻でしょうか。
> ドル暴落が始まったら、焼け石に水。

せいぜい2,3回しかできないでしょうね。
政権アピールだったのでしょうが、背後を知っている人にはばからしいですね。

> 個人的には、瞬間的原書買いまくりに走るかも。

まだまだ円高になりますよ。
少なくとも来年末までは。

> それにしても中国の態度は自ら崩壊を呼び込んで居るかのようです。

小沢政権が誕生しなかったからでしょうか?
よく分からない行動ですね。
やはりそろそろ崩壊する気配ですね。

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