スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

副島氏の予言

副島隆彦氏の新著「新たなる金融危機に向かう世界」を読みました。

新たなる金融危機に向かう世界新たなる金融危機に向かう世界
(2010/07/30)
副島隆彦

商品詳細を見る



副島氏はリーマンショックを予言した数少ない評論家です。
副島氏の専門は、国際政治なのですが、ここ数年は金融・経済にも力を入れているようです。

一般的な副島氏の評判は(D・ロクッフェラーを世界の悪の根源とした)ロスチャイルド寄りであり、自らも(国内政治に関しては)小沢一郎氏信奉者と積極的に公表しています。


副島氏の講演会には2度出席した事があります。
あまり饒舌ではありませんが、激情的な語り口ながらも、時には冗談を交え、時にはくやし涙を流すなど、話の内容にはいつの間にか引き込まれていきます。

しかし、副島氏の中では、悪の根源はあくまでD・ロックフェラーであり、ロスチャイルドを責めるような表現はほとんどありません。
その姿勢から、一部ではロスチャイルドのまわし者ではないかと言われているようです。

実際に、リーマンショックの時期を2008年9月6日出版の「恐慌前夜」という著書でぴったり当てました。
あまりにもタイミングが良すぎるので、ロスチャイルドのまわし者と言われても不思議ではないと思います。

恐慌前夜恐慌前夜
(2008/09/06)
副島 隆彦

商品詳細を見る



しかし、そうは言っても副島氏は、2003年頃から世界的な経済の行き詰まり、経済恐慌の再来を主張しており、リーマンショック後に雨後の筍のように出て来た、にわか世界恐慌評論家とは一線を画す存在には違いありません。


彼は、少なくとも2008年前半から、
・米国デリバティブ八百長経済は、どうあがいても破綻する
・ドル円は30円を目指していく
・D・ロックフェラーの後釜には、J・ロックフェラーが就任する
・米国次期大統領は、オバマが就任し、任期途中でヒラリーと交代する
・自民党はCIA政権であり、小泉・竹中売国路線から脱すべき
・日本は小沢一郎が政権を握り、中国と仲良くしていくべき

といった主張をしています。

リーマンショック後に、世界的な景気対策によって景気が回復したかのように装われていますが、副島氏は今回の新著でも持論を全く変えていないようです。
この点は注目すべきだと思って新著を読んでみたしだいです。


今回の著書のポイントは次のとおりです。

①米国が金の暴落を仕掛ける
②ユーロ危機は米国が仕掛けた
③それでもユーロは崩壊しない
④ヒラリーが近いうちに大統領なり、金融統制経済体制が始まる
⑤世界恐慌に突入する
⑥6.2反小沢クーデターは米国が仕掛けた


これらに関して、考察してみます。


①米国が金の暴落を仕掛けるについて

副島氏は、金は実物資産であり、最終的には金本位制になるので金価格は上がり続けると主張しています。
しかし、このままでは米国債を購入する担い手がいなくなります。

従って、困った米国が、ユーロや中国などの投資家が大量に購入している金価格を、金の先物価格を操作することにより一旦暴落させ、米国債に目を向けさせようとするたくらみがある、と話ています。

表向きの米国債残高は8兆ドル(720兆円)ですが、副島氏は、その5倍の40兆ドル(3600兆円)に達していると推測しています。

私は、米国は、米国債以外に隠れた負債が大量にあり、米国の借金総額は1京円に近いと思います。
これがこれから到来するであろう世界恐慌の根源なのです。
それに比べれば日本の国債残高900兆円はかわいいものです。

これまで、米国債は中国、日本が買わされてきましたが、そろそろ限界に達しています。
最強とされていた金価格を暴落させれば、金を保有している投資家が米国債に目を向け、今後も(何の裏付けもない)米国債を新規に発行し続け、経済を延命できる、という狙いだそうです。

これまで金価格は上がり続けると話していた副島氏の方針転換。
この裏には何かロスチャイルドの思惑があるのでしょうか?

私は、最近、金の将来的な暴落を主張している原田武夫氏との関係があるのかどうかが、気になりました。

<金価格の行方>
  http://calseed.blog31.fc2.com/blog-entry-78.html


②ユーロ危機は米国が仕掛けた、③それでもユーロは崩壊しないについて

副島氏は、ドバイショック、ギリシャ危機による通貨としてのユーロ安は、前述①の金価格暴落と同様に、米国債を購入してほしい米国が仕掛けたものとしています。

しかし、一時的にユーロは打撃をうけたものの、ユーロの団結は固く、将来の世界統一通貨の基盤となるユーロは崩壊しないと主張しています。

ドバイショックやギリシャ危機には、ムーディズやS&Pという米国の格付会社が絡んでいたので、米国が仕掛けたという主張は納得できます。

しかし、一方では原田武夫氏のように、ユーロ安はユーロ内での勝組ドイツの狙いどおりである、という主張もあります。

米国とドイツ、両国の思惑が一致してのユーロ危機演出だったのかも知れません。

今後のユーロについては、副島氏は崩壊しないとしていますが、私はドイツがユーロから離脱する可能性があると思っています。

NWO(世界統一政府)を目指す勢力の意向としては、ユーロは安泰であるべきなのでしょうが、最近、ロシア(プーチン)とドイツの接近が噂されています。

最近のプーチンの動きを見ると反NWOが鮮明のようなので、近いうちにひと波乱あるのではないかと思っています。


④ヒラリーが近いうちに大統領なり、金融統制経済体制が始まるについて

これは副島氏が一貫して主張している持論です。
2年前までは、オバマ暗殺の可能性をほのめかしていましたが、最近では健康問題によって辞任するのではないかと主張しています。

米国の場合、大統領が辞任した場合は、残りの任期を副大統領が昇格して務めることになります。
そうなると、バイデン副大統領が大統領になるので、序列3位のヒラリーは大統領になれません。

しかし、これにも布石が打たれており、11月の中間選挙後、バイデン副大統領とヒラリー国務長官を入れ替える超大型人事が行われ、その後はいつでもヒラリーが大統領になることができる下地が整えられる、と話しています。

そして、ヒラリーが大統領になった場合は、1930年代の世界恐慌時に当時のルーズベルト大統領が行った金融統制経済につき進み、米国民はお金の動きや保有資産などを政府にすべて把握され、統制されていくと主張しています。

ルーズベルト大統領というと、歴史の教科書では「ニューディール政策」の立役者と称賛されていますが、実態は戦時体制を整え、第二次世界大戦につなげた悪の権化と副島氏は話しています。

来年早々にもヒラリー大統領体制になり、世界中が同様の金融統制経済に向かうと副島氏は予言しています。

確かに、現在のオバマ大統領の求心力の低下を勘案すると、このシナリオは十分可能性がありそうです。
メキシコ湾岸石油流出事故もオバマ落としの一環なのかも知れません。

そしてその結果⑤の世界恐慌に突き進んで行かざるを得ない

米国金融機関を中心としたデリバティブ残高は6京円といわれていますが、副島氏はこれを解消するには4000兆円のキャッシュを用意する必要があると話ています。

これは、今後、新規に米国債を発行したところでも、どうしようもできない残高。
従って米国は戦争を起こしてチャラにするしかないわけです。

そのための ヒラリー大統領就任 ⇒ 戦時体制整備 ⇒ 世界恐慌 ⇒ 世界大戦突入 というシナリオのようです。

これは、浅川氏も主張していました。

この米国の悪のシナリオに、中国とロシアがどうからんでくるかが大きなポイントだと私は考えています。

中国もロシアも、当然米国の意図を把握していますから、米国だけが都合のいいようには動かないでしょう。

すでに中国は米国債購入を止めて、日本国債購入に切り替えています。
1兆円以上の日本国債を購入し、日本国債の価格は上昇しています。
これは円と人民元統合の布石ではないでしょうか。
一方で100兆円以上保有している米国債をたたき売るタイミングを図っている。

世界恐慌、戦時体制を見据えて、すでに世界は動き出しています。
政局が安定せず、国内統治もままならない日本は、今後どうなっていくのでしょうか?


最後に⑥6.2反小沢クーデターは米国が仕掛けたです。

これは、副島氏以外でもそういう話は出ています。

特に、板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」には詳細が書かれています。

http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken

副島氏の新著では、民主党の親CIA議員が顔写真入りで書かれています。

菅、仙石、枝野、岡田、前原、玄場、安住、平岡、樽床、荒井、・・・・・
彼らが民主党を乗っ取ってしまった、と恨み節有りありです。

副島氏の著書では、そこで終わっていますが、小沢氏を中心とした政局は先日紹介したように風雲急を告げているようです。

板垣英憲氏のHPがその最先端ですが、私はこのサイトは小沢氏寄りですが、記事の内容は信憑性が高いと感じています。

また、広い分野に高い見識を持つ東京kittyさんの情報からも、大きな政変がありそうですね。


最後にまとめとして、今後の世界情勢、経済情勢を把握するには、副島氏の新著は大変参考になる入門書だと考えています。
これ1冊読むだけでも、陰謀論を知らない人は現実の世界を知り、驚愕すると思います。
特に洗脳著しい官僚と金融関係者には是非読んでいただきたいですね。

私は、副島氏の予言(本人がそう言っています)は、これまで現れてきたえせ予言者よりもよっぽど信憑性が高いと感じています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 知ってほしいこと。
ジャンル :

コメント

非公開コメント

イラン原発稼動

こと経済問題に関してはさすがの分析ですね。
誰かの作ったシナリオ通りに展開して行きそうな雰囲気があります。
やはり今年がターニングポイントになるのでしょう。山峡ダムが決壊するか注目です。

Re: イラン原発稼動

イラン原発が稼動しましたね。
これでホボット氏が予測しているように年末までにイランXイスラエルが激突する可能性が高くなりましたね。
その先、戦争状態がどのように発展するかが、今後の地球のあり方を大きく変えていくのでしょうね。

私は大きなシステムの変化がある事を期待します。
戦争は極力小規模で終わってほしいですね。

calseed


No title

お久しぶりでございます。
100回目更新おめでとうございます(遅くなりましたが)

いつも興味深い記事をありがとうございます。

早速、わたしもこの本をオーダーいたしました。

これからも頑張ってくださ~い。

Re: No title

くりこさん

ありがとうございます。
米国もこれから正念場となりそうです。
気をつけてお過ごし下さい。

calseed
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ(タブ)
カテゴリ
検索フォーム
プロフィール

calseed

Author:calseed
新しい時代へ向けて何をすべきか模索しつつ行動していきたい。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

PING送信プラス by SEO対策